ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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ノーカントリー

2008.11.13


劇場に見に行きたかった作品。
コーエン監督の作品は何か一時期周りで話題になってて「ファーゴ」だけは見た事あり。

んー。難しかった。
難しいって言うか、何を言わんとしているかが分からなくって。
ネタバレ?とかちゃんと感想書いてるブログ見て、原題を知って、
やっと少しだけ分かってみたつもりになったけど、でもやっぱり難しいなぁ。

ただ、ラストまで見てそう思った訳で、作品自体は最初っからもんのすごい緊張感あって、
目が離せない感じだった。
トミー・リー・ジョーンズが実は主な人物だったようだけど、
私は、殺し屋のシガーの行動に釘付け状態だったので、保安官役のトミーの表情は
ちゃんと見てなかった気がする。

こうゆう映画の良さを解説して貰う前に分かる人になりたいものだ。
カテゴリ: [映画]海外

 

クラッシュ

2008.06.25



第78回アカデミー賞作品賞。
ブログには書いてないけど先月「ブロークバックマウンテン」鑑賞済み。
ちょっと心に深くきすぎて感想書けずにいたら日にちが経ちすぎて放置状態。
さてさて、そんなBBMを押さえた「クラッシュ」。やっと鑑賞。

んー。
これゃ確かにアカデミー賞取りそうな作品だと思った。
人種差別の問題を根底に置きながら、本当に様々な人種が
登場し、それぞれに些細な事で人種の違いを憎み、自分の
色を憎み、一方では同じ人?と思える程に温かい一面を
見せる人もいる。
沢山の登場人物がいて構成は「マグノリア」を思わせた。
でも、テーマが明確だからか、あまりの繋がりの見事さもあざとくは見えず
本当にうまいと思った。

見る前は、今イチそそられないタイトル&特にキャストで魅力もなくて
どうなんだろう?と思っていたけど、この「クラッシュ」には
幾つもの意味が含まれているのだろうし、それぞれのエピソードで
見てもとても良いです。
めちゃくちゃ可愛い女の子の透明のマントのエピソード、
マット・ディロンとライアン・フィリップの対比は見ていて
かなり厳しいものがあった。

人はいつも善ではないし、上辺だけの人もいる。
善い人であろうと心がけていても悲しい運命に出会う事もある。
思ったより地味だったけど良い作品だと思った。
カテゴリ: [映画]海外

 

パンズラビリンス

2008.06.09


だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した(日本公式サイトへ)

これは大人が見る作品でしょう。
子供にはちょっと残酷すぎるのでは?と思える内容でした。
 
キャッチコピーの“だから”少女は~って文章が主役の
少女の気持ちを見事に言い当てていて悲しい。

内戦のしこりが後をひく過酷な現実で、冷酷な独裁者を
新しい父にしなくてはならなくなった少女のお話です。
しかし、想像していたよりもこの主役の女の子、幼い年齢には
見えません。
もう、おとぎばなしと現実の違いは分かってもいいような
年齢に見えるのだけど、彼女は辛い現実を受け入れるより
かたくなに、夢の世界・平和で優しいパパとママがいる
世界を望み続けます。

パンズラビリンスとは直訳すると“牧神の迷宮”でいいのかな。
パンやその他出てくる怪物の造形もまた美しいのとグロイのの
紙一重で(いや、グロいんだけど全体のトーンがダークな美しさに
あふれている感じ。美術関連受賞多数)
バッドエンドなラストなのに彼女の平和な微笑みにはとても複雑な
気持ちになってしまった。
良い作品だった。
カテゴリ: [映画]海外

 

善き人のためのソナタ

2008.05.16


日本公式サイト

ベルリンの壁崩壊の前の東ドイツが舞台。
フィクションなのだろうけど、当時の東ドイツの驚くべき実情を
知る事になったので重苦しい雰囲気がずっとあった。
ベルリンの壁崩壊の映像はリアルにTVで見たような覚えがある。
まー、その時にその意味する事が分からなかったのは仕方ないにしろ、
今も全然分かっていないので
この手の歴史が絡んでる映画を観るのは、実はすごくハードルが
高いのです。

それでも、音楽が一人の冷徹な人間の根底までをも変えてしまうと
言うこの映画の見せ方は、ファンタジーだと思うし
美しいとさえ思えてしまう。
寒ささえ感じるような薄淡い屋根裏部屋で、自分の人生には
ない人と人の営みや暖かさを一心に想像している姿は
とても印象的。

主役の静かな演技(あの背筋のまっすぐさ、生き方のマジメさ)が
余計に胸に迫ってきて、彼が何も語らず人生を歩む姿に
ひどく涙を流してしまった。

ストーリー的には題名にしている程、音楽が関係しているor必要な
映画ではないと思うのだけど、この重さを音楽が和らげているのかな、
とは思った。良い映画だった。
カテゴリ: [映画]海外

 

マグノリア

2008.05.11


群像劇の見方?を分かってきたのはここ最近になってからのような気がする。
色んな人が登場してきて少しづつ関わりがあるのは
何となく分かるけど、ハッキリと何か伝わってくるものが
感じられなくて、感動もないし感想も出ない…、に近かった。
色んな作家さんを読むようになって、その中で群像ものを書いてる
作品が幾つかあって、理解してるかどうかはともかく、
人と人との繋がりだったりを考え直せる。

で、丁度今見たい映画の監督ポール・トーマス・アンダーソンの
過去作品「マグノリア」。
伊坂さんの「ラッシュライフ」読んでいて、すごく見直したくなったので鑑賞。
あの驚きのラストと洋楽聴かない割りには耳に残っていたエイミーマンの
曲。
記憶にあるのはこれ位だったし、やっぱり序盤のさまざまなエピソードに
頭が追いつかずで少し日本語吹き替えで鑑賞><

3時間ちょいの長さは気にならずに観れたけど、やっぱし難しいなー。
いや、たぶん前に見た時よりは、ずーっと良かったです。
んー、でもあんまり皆が皆、困難な状況にいるように思えないんだよね。
クローディアが一番苦しそうだけど、それがどうしてそうゆう状況なのか
が分かるのがラストのほうで、それまではヒドイヤク中だな…、としか
思えない訳で…。
それに、もっとストーリーが絡みあうんだったかな?と期待してたんだけど
大して絡んでない気がする…。

良かったのは、知名度の高いトム・クルーズとかジュリアン・ムーアの
エピソードが特別に目立ったりする事なく一つのコマとして描かれて
いた事。
あとは、クローディアの笑顔。

昔、観た時に比べたら大分感じられる部分が増えたと思う。
この映画のトム・クルーズは良い。
カテゴリ: [映画]海外

 

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