ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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家族狩り/天童荒太

2006.07.20

大長編でした。
第一部を手にしたのは2ヶ月前っぽい。
一つ一つの点が徐々に核心に迫っていくっていう形は
とても好きだけど ちょっと登場人物が多かったような気がする。
私の理想とする読書の形(読書だけではなく映画でも何でもだけど)
は、残り少なくなってきたのを実感したときに“まだ終わってほしくない。ずっとこの気持ちでこの世界にいたい”というもの。
「永遠の仔」の時はページが残り少なくなっていくのが本当に
淋しかった。
「家族狩り」は長編なのもあってか“早く終わらないかなぁ~”と思ったのが本音。
家族とは何か、愛を伝えられていたか、伝わっていたのか~、
猟奇的殺人を繰り返した者の思いを絶対間違ってると言えるのか、
分からない。
ただ、自分が、身内が、何かしらのおかしな行動を取らずに来れたこと
これからもそうである事を望む。

色々思う事はあるのです。こうゆう本を読むとね。
お母さん、ごめんね。
お母さんを悲しい人だと思っていた、ずっと。
もっと別の道があるでしょう?と思っていた。
お母さんにはきっともっと素敵な人生があるよ、と。
子供ながらに居心地の悪そうな母を見ていた。
そしてその子供の私は絶対あなたより幸せになれないんだよ。
何も分からずじまいで終わりましたね。
私にとってはただ冷たい人でした。
愛されていると一度も思えた事はなかったけど
こんな馬鹿娘の母になってくれてありがとう。ごめんね。
あなたが生きていてくれたら、どんなにか良かったと思います。
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