ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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クレィドゥ・ザ・スカイ/森博嗣

2009.10.12


スカイ・クロラシリーズ、最終巻。

「ナ・バ・テア」の時もしばらく“僕”を勘違いして読んでいた。
それ以来、まず今作の語り部は誰だ?と知りたい気持ちが強くあったように思う。
最終巻ではその欲求がページをめくるごとにあやふやになり、
まるで語り部の見る幻覚のようでさえあった。
はっきりいって分からない。章ごとに語り部は変わっているとさえ思える。
同一人物だったのか?とさえ何度も思った。
だいたい想像をつけて読んではみたけど確信は出来なかった。
(今までの作品を読み返せば何らかのクセから分かるのだろうけど)

現実で何が起きようと最後には空がある事に、空で死ねる事を想像出来たこれまでの巻とは
少し様子が違い、現実の思惑に始終さらされていたのでどうも重い体を
もてあますような感覚が常につきまとっていた。

私は本でしか読んでいないから(押井さんの映画はこれから見るつもり)
それぞれキルドレに似通った雰囲気はあったとしても、個々に気持ちを込めて
読んでいたけど、物語の中の普通の人間からしたらどうなのか、組織の
上のものからしたらキルドレは何人いようが単にキルドレとしての
意味しか持たないのだろう。
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