ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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フィッシュストーリー/伊坂幸太郎

2008.08.04

2007年






久しぶりの伊坂さん本!
全然刊行順に読んでないんだけど、他作品からのリンクが多かったから、
丁度いろんな伊坂作品に馴染めてきた今この時に読めて良かった!

短編集なんだけど、「オーデュボンの祈り」「ラッシュライフ」「重力ピエロ」
など、私がヤバイ位に良かったと思えた作品からの登場人物が
今度はここで何してるんですか!!的に出てくるもんだから
面白いのなんの。

どの作品にもシュールだったりひねてたり、かと思えばとてつもなく
温かい感情に飲み込まれる伊坂ワールドがあり大満足です。

映画化の決まっている表題作「フィッシュストーリー」は50ページ程の作品。
どうしてこの作品をアヒルと鴨の監督が選んだのかなー?と読後に思った。
で、またいつもの私の癖なんだけど、フッと似てる感じの作品が思い浮かんだのだ。
「めぐりあう時間たち」。大好きな映画なんだけど、この作品にも
ある一冊の本が3つの時代に生きる女性達に関わっていて、かなり複雑な映画で
最後のほうでやっと繋がりに気付く、という物。って言うか、繋がりがあった事に
驚いた作品だったかな。
「フィッシュストーリー」も、とても印象的な文章のお話がモチーフとして
使われている。
そして時代を超えて不思議と繋がっていく何らかの想い。
それぞれの時代に一つも欠けてはいけない意味があった事に読者だけが
知る事の出来るこのすばらしさ。
さりげなく偶然だからこそ、この喜びは胸をいっぱいにする。
いい映画になる要素のあるお話なのは間違いないな、と思った。
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