ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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スカイ・クロラ/森博嗣

2008.07.15

2001年






森博嗣さんの本を読むのは初めて。
とうとう読んでしまった。
実は「すべてがFになる」をプレイステーションの
ゲームでかなり昔にやった事がある。
それで、何かすごく難しいイメージがあったし
シリーズ物が多いっぽいので手に取れずにいた。

ただ、このスカイ・クロラの装丁だけは
いつもどこか気になっていた。
スカイ・クロラと言う言葉の響きの美しさ、
装丁に埋め込まれたナイフのような言葉達。


シリーズ物として「スカイ・クロラ」の位置付けも
発表されているようだけど、私はどんな本でも刊行順に
読めた人を羨ましく思う。
映画や賞レースで脚光を浴びたからポッとその作品を
読んでみた、と言うのではなく、本や作家そのものを
愛してずっと追っかけているような人って尊敬してしまう。
私はミーハーだし、いつも話題になっている作品を
追っかけているばかりだからな。

「スカイ・クロラ」の印象。
透明・無・温度のなさ(良い意味で)。
背景が曖昧でこの一冊だけでは分からない事が多すぎる。
それなのにこれが実質は最終章な訳で。
ただ読んでいて私は心静かにいられたように思う。
全てを無機質な目で見ているその厳しさを私は
分かりたいと思った。

章ごとにサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」から
引用があって途中でそれに気付けたそんな事にホッとした。
小さいな。
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