ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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この本が、世界に存在することに/角田光代

2008.06.12

2005年






本にまつわる9つの短編とエッセイからなっていました。

「この本が、世界に存在することに」と言うタイトルです。
どれだけの本に対する愛情のこもった本なのだろう…、と
ドキドキしながら読み始めた…のだが?

一つ目を読んで、二つ目を読んで…、あれ?あれれ?
面白い。
本に対する愛情あんまり感じてない人達ばかり出てくる。
でもそこが面白かった。
本を主体にかかれているのではなく、人生の過程で
ある本と不思議な関わり方をして、それが後々とても
大きな意味をなしてくるような、そんな物語。

勿論、全部が全部そうゆう話ではないのだけど
どの作品も趣きが違い、でも確かにいつかの主人公を
温かく、少し痛く想いおこさせる本という物の存在が
あった。

そして最後に収められている角田さんのエッセイがまた
とっても良かったです。
本との交際。蜜月かー。すごい素敵。
良い感想をえられなかった本に対するその時の自分との
向き合い方など、ちょっと頭に残しておこう…などと
思った。

本そのものへの愛情、そして時々フッと想い出されてしまう
いろいろな時の昔の私と時間を共にした本達。
とっても素敵な読書の時間を過ごせた。
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