ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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ミーナの行進/小川洋子

2008.05.25

2006年






久しぶりに小川洋子さんの本を読んだ。
あちこちの読書系ブログでよく見かけていて気になっていた本。

お話は昭和40年後半のある一年の回想。
何もかもが温かく、少し淋しくノスタルジックな雰囲気。
挿絵が沢山入っていて、それがあまりにも美しく可愛らしく
物語に合っていてとても素敵。

叔母の家に預けられた朋子、病弱なミーナ、昔あった私設遊園地、
お猿さん、物言わぬコビトカバのゆったりしたたたずまいや
お酒やタバコを常に手にしているような叔母さんの不安定さ、
時々いなくなってしまう叔父さん…。
穏やかで愛に満ち溢れている場面も沢山あるのに、
そういった寂しさや、こころもとない感じも
受けてしまって、物語がどういう風に展開していくかが
気になりつつ読んだ気がする。
でも、大丈夫、な本だったんだ。

あの頃、遥か昔のようなまだ少女だった頃、
それらは年を取るにつれ一層鮮やかに美しく蘇ってくるのでしょう。
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