ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

スポンサーサイト

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告

 

善き人のためのソナタ

2008.05.16


日本公式サイト

ベルリンの壁崩壊の前の東ドイツが舞台。
フィクションなのだろうけど、当時の東ドイツの驚くべき実情を
知る事になったので重苦しい雰囲気がずっとあった。
ベルリンの壁崩壊の映像はリアルにTVで見たような覚えがある。
まー、その時にその意味する事が分からなかったのは仕方ないにしろ、
今も全然分かっていないので
この手の歴史が絡んでる映画を観るのは、実はすごくハードルが
高いのです。

それでも、音楽が一人の冷徹な人間の根底までをも変えてしまうと
言うこの映画の見せ方は、ファンタジーだと思うし
美しいとさえ思えてしまう。
寒ささえ感じるような薄淡い屋根裏部屋で、自分の人生には
ない人と人の営みや暖かさを一心に想像している姿は
とても印象的。

主役の静かな演技(あの背筋のまっすぐさ、生き方のマジメさ)が
余計に胸に迫ってきて、彼が何も語らず人生を歩む姿に
ひどく涙を流してしまった。

ストーリー的には題名にしている程、音楽が関係しているor必要な
映画ではないと思うのだけど、この重さを音楽が和らげているのかな、
とは思った。良い映画だった。
スポンサーサイト
カテゴリ: [映画]海外

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。