ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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疾走/重松清

2008.05.10

2003年






何か、読み終える度に“しばらく重松清さんの本は読みたくない”と
いつも思っている気がします。

読んでいて、何なんだ、この作品は…、とずっと思っていたような。
私は一体何を読んでいるのだろうか?と。

「疾走」というタイトルからは不釣合いに感じていたこの装丁も
今となっては…。

キツかったです。
私は、重たい内容のものが大好きな暗い人間なんだけど、
ちょっと他の重たいのとは違った。
どう違うのか、とかうまく言葉に出来ないんだけど><
物語の描かれ方が尚更そうさせているのかも?
主人公を“おまえ~”と淡々と物語っている姿は
どこからの視点のものなのかを常に私に考えさせていたし、
こんなに宗教や祈りの絡んでくる話だとは思ってもみなかったので。

なまぬるく、ねっとりとした澱んだぬかるみをうまく歩けない、
そんな感覚でずっといたので、登場人物がそれらを振り切るように
走る姿をもっともっとうまくイメージしたかった。
けど、出来なかった。
あまりにも、苦しくて体が重くって。


ふっと思った事は、この本、シュウジと同年代の子達にも
読まれているだろうけど、どんな気持ちになるんだろう…。
と言う事だった。
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