ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

スポンサーサイト

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告

 

ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

2008.04.06

2007年






今、読むのが楽しみで仕方のない作家の一人、伊坂さんの作品。
「ゴールデンスランバー」
どうゆう意味があってのタイトルか全然知らなかった。
表紙を捲って、その意味の一つとしてビートルズ「アビー・ロード」収録の
曲のタイトルだと知ってビックリ。うん、すごくビックリ。
早速、兄をつかまえて“ゴールデンスランバーって何か分かる?”と
聞いたら、ビートルズでしょ、と言って頼んでもいないのに
歌ってくれた。いつもは小馬鹿にしてるのだけどちょっと尊敬のまなざし。
私も、曲タイトルまでは覚えてなかったけど聴いた事のあるメロディーだった。

さてさて、かーなりの高評価な感想をよく見るこの作品ですが…、
私は、“突抜”しなかったです><
一つ前に読んだ「オーデュボンの祈り」が一番きたような気がする。
とは言ってもまだ伊坂作品6冊目なんだけど…。

実は、初めてメモを取りながら読みました。(意気込みがうかがえる)
だって、たぶん張られてる伏線の量がすごいでしょ。
登場人物では「重力ピエロ」に続き、父親が良かったなー。
キルオは西尾維新作品の零崎人識を思い出した。

物語は、4章に入ってやっと面白くなってくる感じだけど、
3章の部分をラストに持ってこないって所がすごくイイ!
青柳がこれからも背負っていくもの。亡くした大切な人、
自分とは関係はなかったけど、それでも一連の出来事に
巻き込まれて消えていった人達、帰る事は無理かもしれない
家。
「Golden Slumbers」から一続きのメドレーとして「Carry That Weight」
「The End」まで収録されていて、物語の流れもこの曲の流れに沿って
いるような気がします。
「Carry That Weight」で“君はその重荷を背負っていくんだ
これから長い間ずっと”と歌い、
「The End」では“そして結局 君が受ける愛は君がもたらす愛に等しい”
と締めくくられいる。

友情、過去の恋人。
彼らが共有している記憶がとてもとても素敵だと思った。
スポンサーサイト

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。