ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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乳と卵/川上未映子

2008.03.31

2008年
第138回芥川賞受賞作品





この作品に出てきた言葉を借りて感想を書くとしたら、一言だ。
“難儀した。”
独特な言い回しに、会話文が独立してないブッ続きの文章。
なかなか頭に入ってこなくて何度も読み返して…、を繰り返して。

でも、書かれている物語は私も(女性なら?)過ぎてきた事柄だったから
その点では、興味深く読めた。

乳と卵とか言うタイトルだから、またおどろおどろしい肉欲な話かと思いきや、
何か、私も中学の時に感じたような不安だったり恐れが描かれていた。
いや、奇抜な描かれ方だけど。
乳の存在も卵の行方も、うっとおしい事のほうがずっと多い。
痴漢とかPMSとか考えるだけで、気分悪くなるわ。

ラストの壮絶さは、端から見ると滑稽だけれど、私はある意味羨ましかった。
切れて、本音を吐く母が見たかった、と今でもたまに思うから。
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