ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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犯人に告ぐ/雫井 脩介

2008.03.27

2004年






雫井 脩介さん初読み作家さんです。
以前に1~2回、「火の粉」を借りた事もあるのだけど
結局読まずに返していて><

この「犯人に告ぐ」は、トヨエツ主演で映像化されていたのは
知ってたけど、もうレンタル化されてる事にビックリ。

読書系ブログでも一気読み!とか書かれていたので、サクッと読めるかと
思いきや…。
前半部分の展開が長く、刑事物を読む時にはいつもつまづいちゃう所なんだけど
階級の上下関係とか分かんなかったりで、“あー、これ読みきるのに日にち
かかりそう…”と思った位だったのですが!
上巻の後半辺りからは(文庫で読んだ)、俄然面白くなった。

汚れ役も受け入れ、非難される事もいとわずに、犯人を捕まえる事だけを
考えて動く主人公の生き様や姿勢には、読んでいる私のほうが
心が痛くなったし、もう格好つけなくていいよ!とさえ思ってしまった。
そんな主人公を引き立てるように登場する軽薄な人間達がまた滑稽で
気持ち悪い。

ミステリー性は薄かったし、この作品の性質上、犯人の姿や動機は
主人公と同じように見えにくく、その点での面白さはとても少ない。
警察って、自分の手柄の為なら姑息な手を使うんだな…とか嫌な
感情も持つ。
それでも、過去の事件を失敗を忘れる事なく真摯に自分の仕事に誇りを
持って生きている男性の生き方を見る思いだった。
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