ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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タタド/小池昌代

2008.02.27

2007年
第33回川端康成文学賞受賞





小池昌代さん。初作家さんです。
著作「裁縫師」を読書系ブログでよく目にしていて
気になっていたのだけど図書館になくって><

表題作の「タタド」を含む3編の短編集でした。

この「タタド」は第33回川端康成文学賞受賞作品。
んー!
川端賞と言うと私の読んだ所では絲山秋子「袋小路の男」と
堀江敏幸 「スタンス・ドット」をすぐ思い出した。
どっちもかなり印象深く好きな作品です。
川端賞もちょっとチェックしよう!とホクホク楽しくなりました。

イワモト、スズコ、タマヨ、オカダ。
登場人物は50代の男女4人。
帯のあらすじから、すでに不穏な空気を感じさせます。
このお話が日本で起こっているとは何故か思えなかった。
タタドとは多々戸浜の事らしいのだが。

日常とは異空間での開放感、甘く濃く生も死もとてもリアルに不気味に感じた。

お酒に酔って、タカが外れた、と言うのとはまた違うんだな。
その流れが朝、起きるのが面白い。
恐らく、実際にもっと年齢を重ねてから読むと
より感じる所がある物語だろう。
若くはないものの何だかんだいってまだ、女を捨てられない
年代の私には、この物語の温度が怖いものでもあった。
でも、かなり好きなタイプの本です。
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