ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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蛇にピアス/金原ひとみ

2008.02.11

2004年
第27回すばる文学賞
第130回芥川賞




すんごいグロな先入観あったからか良い意味で想像を裏切られた。
「アッシュベイビー」のほうがよっぽど痛々しかったと思う。

スプリットタン。
舌にピアスを入れて、少しづつ穴を大きくしていき最後にはチョキン。切る。
蛇のような先割れした舌の出来上がり。
だいぶ前にTVで若い女の子のスプリットタンを見た事がある。
分からない世界だと思った。
でも、痛みを認識する事で生きてるのだと生々しく実感してみたり、
誰でもがやる事じゃないだろうから、一つの自己表現だったり
するのかな?とか思うわけです。
そうゆうのってエスカレートしていく事が多い。

まぁ、おそらく芥川賞取った時に読んでいたら斜めな感想しか
出なかったと思うんだけど、悪くなかった。
同じく受賞した綿矢りさの「蹴りたい背中」よりよっぽどイイ。
本当に、こればっかしはその時々で気持ちは変わるものだけど。

序盤のスプリットタンの説明が少し痛そうだっただけで
確かに物語の小道具は暴力的・退廃的なものばっかだけど、
何故だか読んでいて感じる気持ちはそれらの対極にあるもの。
爽やか?ピュア?何だろう。

今更、なぜに映画化?とは思うけどレンタル落ちになったら見たいと思う。
ルイ役に吉高由里子。映画「紀子の食卓」で注目されたようだけど未見。
「自殺サークル」の監督作品だし。
あしたの、喜多善男に出てるんだけど、子ギツネみたいで可愛いです。
アマ役に高良健吾。(「サッドヴァケイション」)
そしてシバ役にARATA。これはヤバイくらいはまってるのでは?
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