ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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ダイイング・アイ/東野圭吾

2008.01.29



東野作品最新刊読んでみました。
私は読みが浅かったのかどうか、今まで読んだ東野作品と
比べて一番読後感が薄かったです。

1998年から一年「小説宝石」で連載されていた作品のようです。
帯には“幻の傑作、解禁!”と書かれいますが
ガリレオ人気で出す事になったのかな?
私としては昨年2007年5~6月の、ある法改正が
きっかけかな?とも思いましたが。

ネタバレに繋がるので続きは折りたたみで。
ホラー、オカルト風味の高い作品でした。
冒頭の轢き殺してしまう描写のグロさは平気なんだけど
振り向いたら彼女がいた、とか
マネキン人形の醸し出す気味悪さ、被害者の壮絶な怨念のこもった
目が読んでいてずっと背中にはりついていて、怖かったです。
ストーリーはもうずっと複雑怪奇で何がどうなってるやら
全然分からず。
ラストの展開は面白かった。
そして、東野圭吾が暗に書きたかった事はこれだったのか!と
思い至ると、それをこうゆう形の作品に仕上げてきたのは
スゴイなーと思った。

2007年に道路交通法が改正されているようです。
業務上過失致死罪などの刑が重くなったのかな。
毎日のように悲しい交通事故のニュースを目にします。
このダイイング・アイを読んですぐ頭に浮かんだ事は二つ。
一つ目は、2006年福岡の飲酒運転事故。随分とニュースで流れていた
ように思います。
二つ目は、NHKドラマ「ジャッジ」の第4話。
不注意により横断歩道を渡っていた親子を轢いてしまい、幼い子供を
殺してしまった加害者の受けた刑は禁錮1年でした。
加害者のほうにも女手ひとつで育てている子供がおり、
自分が刑務所に入ってしまったら誰が子供の面倒を見るのか?
禁錮1年でも厳しすぎる…と言うのです。
すんごく重たいドラマで見ごたえありました。

ダイイング・アイでは懲役2年執行猶予3年のケース。
法律とかその以前に社会的な事を全く知らずにいる私なので
毎回初めて知った事のように驚いたのです。
人を殺しても数年で釈放されたり、
刑務所にいかないケースもあるんだ…って事に。

しおりの色が紫色でそれがなぜか印象に残りました。
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