ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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犬身/松浦理英子

2008.01.18



読み終えるのに随分と日にちがかかった><
頑張って?読み終えれて良かった。

松浦理英子といえば奇抜な性を描く作家だったと言うイメージが
残っている。
彼女の作品は8割方読んでいるかな?と記憶しているけど
やはり未だにインパクトのあるのが「親指Pの修業時代」。
当時、どんな本読んでいるの?と聞かれて何と説明したらよいか
分からず、官能小説?と適当に言って納得されてしまい焦った事を
思い出した。

犬身、あなたの犬になりたい。
これを松浦さんが書くとなると…、想像ばかりがすごい世界にいってたけど
ユーモラスでしつこくて気持ち悪いストーリーは
私の想像とはまた違う方向に進んでいて面白かったし
ラストは私まで無い尻尾を振ってキャンキャン嬉し啼きしたい衝動に
かられた。

片や、相手を深く思いやり伝えられない気持ちを一生懸命行動で表す者。
片や、相手の気持ちなどおかまいなしでその魂まで奪うような行為をする者。

梓の家族、反吐が出る思いだった。
この本に書かれているような事は勿論無いけど
母と兄の関係、兄と私の関係、空気のような父、愛されていると思えない私。
あー、そこら辺が気持ち悪い程分かってしまって
頁がなかなか進まなくなっていたのだ。

ファンタジーとリアルさ加減をスンナリ読ませてしまうのはスゴイ。
汚れのない魂、その結びつきをいっぱい感じた。
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