ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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顔/横山秀夫

2008.01.09



横山秀夫さんの本は「クライマーズ・ハイ」に続き2冊目。

主人公は犯人の特徴を聞いて似顔絵を書く婦警さん。
警察という女性軽視が少なからず残っているであろう職場。
芯の通った感受性の強そうな女性なので
曲がった事をしたくなくて何度も嫌な思いをさせられるのです。

何度も上の都合で配置転換させられ、似顔絵書きの仕事には戻れないながらも
観察力の鋭い彼女が次々に起こる事件に関わっていくという形の連作短編集です。


声高に男女平等を謳ったりせず、優しげな主人公のキャラは良かった。
女性ならではの温かい心づかいのできる人。

警官って危険な職業だし、体力も必要だろうし…、ムキになって男性と肩を
並べようとするのは精神的にも大変そうだな、と思って読んでいた。
女の私が男尊女卑をこんなふうに考えるのはダメなのかもしれないけど。

「心の銃口」ではハッとするようなシーンがあって、
三浦綾子「氷点」の“私にも氷点があった~”だかのセリフを思い出した。
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