ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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手紙/東野圭吾

2008.01.07

昨年10月に映画のほうを見た。
確かガリレオが始まる前に見たはず。
弟、直貴の目指す道が<音楽>か<お笑い>の違いか位で
かなり原作に忠実だった印象。
まだまだ内容は頭に残ってたけど
原作読んでてもまたいっぱい泣きました。

東野圭吾自身は社長平野氏の気持ちを持っているのだろうけど、
物語は加害者側からの視点で描かれている。
映画でも少しは感じたけど、この兄の描かれ方が私はとても気持ち悪かった。
何というか無邪気な子供みたいな、もっと言ってしまえば頭の弱い人…。
事件を起こしてしまってから分かった事ではないと思う。
兄弟二人で生きてきて兄がどれだけ自分を捨てて生きているかは
十分感じていたとは思うけど、兄の一人よがりだとも感じていただろう。
いつまでも小さな弟として庇護していたかっただけのようにさえ思えた。
もうちょっとマトモな兄像にすれば良かったのに。

冷たい世間で何度も何度も奪われ続けていく弟と、
塀の中でより無邪気さを増していくような兄の姿との対比。
めちゃくちゃやるせない物語です。

映画ではラストで嗚咽もらして泣きました。
玉山鉄二がすごい仕事をしています。
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