ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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悪意/東野圭吾

2007.12.24



登場人物による手記、記録~と言った形で展開されるストーリー。
まず、その形式が面白い。
特に、犯人からは手記と言う形でしか事件の背景が読み取れないのだ。
ミステリーものを“謎を解いてやる!”などとは微塵も思わずに
読んでいる私は何度も何度もドンデン返しを食らう。

記録がすべて事実とは限らない、のだ。
確かにそうだ。もうちょっと斜めに読むか…と思う。
そう分かって読んでいても何かがずっと引っかかっている。
どうしてこの被害者を純粋に被害者として見られないのだろう、と。
それがラストで分かる。その時の気分は、まるで心の霧が晴れたようだった。
タイトルである悪意を感じさせられるシーンより、私の深層に最初から
引っかかっていたその文章の謎がやっと解けたのだ。
やられた><と思った。

しかし、犯人の執念がすごすぎるな。面白かった。
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