ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

スポンサーサイト

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告

 

邂逅の森/熊谷達也

2007.12.14


第17回山本周五郎賞と第131回直木賞のW受賞作品。

マタギのお話。
大正と言う時代、そしてマタギ、秋田の方言とハマれなさ加減満載で読み始めたのですが
素晴らしかったです。読んで良かった。

いつ頃だったか忘れてる位昔に、TVでマタギのドキュメンタリー番組みたいなのを
見た記憶があるのです。
熊の肝がとても貴重で高価な事や余す所なく消費される獲物としての熊の
映像を今でも何となく覚えているのが不思議です。

雪深い過酷な大自然の中での猟。
人間と獣達の命がけの戦いに生きるものの体温、鼓動、匂いさえも感じそうな
臨場感あふれる描写。
一人のマタギの青年の波乱に富んだ人生が時に切なく魅力的です。
彼をめぐる女性、性描写も良い意味でエグくエンターテイメント性も高い。
これぞ男の中の男!的な主人公の生き様に圧倒された。

あの横山秀夫 『クライマーズ・ハイ』 をおして山周賞受賞は読んでみて納得。
なかなかここまで出来の良い感動巨編には出会えない。
私にとっての邂逅の本となった。
スポンサーサイト

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。