ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

スポンサーサイト

--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告

 

さまよう刃/東野圭吾

2007.12.05


父親が、一人娘をレイプし殺してしまった少年達に復讐するお話。

どんなに凶悪な犯罪を犯しても少年法という法律で守られてしまう事実。
それなら無残に殺されてしまった被害者やその家族の気持ちは
一体どこへおさめれば良いのか。

内容が重い割に、淡々と書かれているのでスラスラと読めてしまう。
どう転がっても父親にとっての良いエンドはない。
復讐を成し遂げられればより刑は重くなるだろうし、
先に少年が警察に捕まってしまえば父親の気持ちはどうなるのか。
東野圭吾がこのラストをどうまとめてくるのか、と言う事だけを
考えながら読んでいたと思う。

後味が悪かったり、妙に余韻を残すラストをいつも書いてるという
印象のある東野作品だが、今回は違った。
しかし、エンターテイメント性に走らなかったあのラストを
受け入れようと思った。

何だか考えるのがイヤになるほどのお話だった。
スポンサーサイト

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。