ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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エバーグリーン/豊島ミホ

2007.12.02


初作家さん。
あー、読んでてずーっと胸がジクジクしてました。
切ない、に近い感覚。でもキュンッじゃなくジクジクって感じ。
ちょっと痛い。

中学3年。
クラスでは特に目立つわけでもないけどちょっと俺は皆と違うんだぜと思ってるような
ミュージシャン志望の男の子シンと、
恋というよりかはシン君みたいになりたいと強い憧れを抱いているアヤコのお話。
卒業式の帰り、二人は約束をする。お互い夢を叶えて10年後、ここで。と。

このお話の女の子が少女漫画家になるからって事も頭にあるからだろうけど
小説でありながら、少女漫画を読んでる感覚だった。

ずっと泣きたい気持ちに戸惑いながら、たまにジンワリ泣いて鼻水たらしながら読んだ。
まだ人生なんて全然分かってなくて友達や好きな人だけが世界の全てで
暗くて先の見えない未来などないと思っていたあの頃。
そして、現実はそんなに甘くなかったのを身を持って知る。
挫折を味わい実際に恋愛を通して大人になって思い出すあのキラキラした時間、記憶。
そんなお話。

これは今まさに15歳、中学生が読んで感じる気持ちより
そんな時代を思い出して読める年齢の人に、より深く深く効くだろう。
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