ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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孤虫症/真梨幸子

2007.11.18


第32回メフィスト賞受賞。初作家さん。
装丁の美しさと、その聞いた事のないタイトルに興味が出てチョイス。
安易に孤独な人達がかかる心の病的なお話かな、と思ってたんだけど
楽しいくらいに想像を裏切ってくれました。

面白かったです。
面白かった、と言うかのけぞるようなストーリー。
序盤はねちっこい官能小説風なのが、語り手が変わるとそれまで想像していた
人物像が嘘のように崩れていき、バタバタと人が奇病で死んでいくし
グロい描写が続くんだけど、ページが進むごとに一番グロイのは人間の嫉妬心だー
って再度気付かされる。

話が思った以上に過去からの因縁のある作りで人間の付き合いも複雑。
ちょっと面白くさせすぎようとしてしまったせいかどうなのか
ラストに向けてのまとめ感が悪く感じはしたけど、後々気付くストーリーの構成とか
文章とか面白いです。
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