ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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また会う日まで/柴崎友香

2007.11.16


初作家さん。
好きないくつかの読書系ブログでのレビューからすると
自分にあってそうかなーと思ってた作家さん。

高校時代にお互い気にかけていただろう人に会いにいく物語。
恋にさえならなかった。だけど相手もあの時の記憶を覚えているだろうか、と。
写真を撮る事が好きな彼女の、何ということは無い風景をパチリと切り取っていくような
文章で語られるのが印象的。
いくらでも盛り上げれるような話なのに、読み手と恐らく彼女の気持ちだって
サラリとかわすかのように劇的な変化はなく物語は終わった。
読む前は“また会う日まで”なんて、ありきたりなタイトルだなーと思っていたのに
読後はじめて、あーやられた><と思った。

誰にも同じような経験はあるだろうけど、私にも中学時代に恋にまでいくのが
怖かったけどお互い気にかけていた人がいた。
10代の終わりに会いにいった。信じられない行動力だった。
会う前日に当時付き合っていた人と別れてまで会いにいった。
当時の話をして、あーやっぱり見ていてくれたんだなと分かったけど
彼には大事な彼女がいた。今日会う事も知ってるよーと軽く言われた。
だからこの本を深みにはまらずに読もう、と努めていたように思う。
色々似ていたから。

また会う日まで。
会いたい、とは思わない。もどかしいけどあの頃の自分を好きだったから
たまに夢のように思い出したりするのだけど。




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