ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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L change the WorLd

2008.06.28


特に急いで見たかった訳でも楽しみにしていた訳でもないのだけど
周りで話題になっていたのでレンタル開始翌日に観てみた。

原作漫画のあの絵でしか表現できないLが好きなので
松ケン萌え出来る訳でもなく…。
松ケン自体は好きなんだけど。(これ格好良い→角川文庫夏の100冊今年は松ケン

ネタバレありと言うかファンにはキツイ内容なので、追記で。
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カテゴリ: [映画]邦画

 

クラッシュ

2008.06.25



第78回アカデミー賞作品賞。
ブログには書いてないけど先月「ブロークバックマウンテン」鑑賞済み。
ちょっと心に深くきすぎて感想書けずにいたら日にちが経ちすぎて放置状態。
さてさて、そんなBBMを押さえた「クラッシュ」。やっと鑑賞。

んー。
これゃ確かにアカデミー賞取りそうな作品だと思った。
人種差別の問題を根底に置きながら、本当に様々な人種が
登場し、それぞれに些細な事で人種の違いを憎み、自分の
色を憎み、一方では同じ人?と思える程に温かい一面を
見せる人もいる。
沢山の登場人物がいて構成は「マグノリア」を思わせた。
でも、テーマが明確だからか、あまりの繋がりの見事さもあざとくは見えず
本当にうまいと思った。

見る前は、今イチそそられないタイトル&特にキャストで魅力もなくて
どうなんだろう?と思っていたけど、この「クラッシュ」には
幾つもの意味が含まれているのだろうし、それぞれのエピソードで
見てもとても良いです。
めちゃくちゃ可愛い女の子の透明のマントのエピソード、
マット・ディロンとライアン・フィリップの対比は見ていて
かなり厳しいものがあった。

人はいつも善ではないし、上辺だけの人もいる。
善い人であろうと心がけていても悲しい運命に出会う事もある。
思ったより地味だったけど良い作品だと思った。
カテゴリ: [映画]海外

 

わたしを離さないで/カズオ・イシグロ

2008.06.23

2006年






物語の世界にどっぷり嵌れるような本、心を痛め続けながらも
抜け出したくはないと思える、そんな本が読みたい。読みたい。
でも、そうゆう本は年に1冊出会えれば良いほうかも。

今、そんな思いのピークな事もあって以前から気になっていた
カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」にやっと手を伸ばす事ができた。
私が拝見している読書系ブログではネタバレがほとんどなかった事
もあって、まったく前情報無しで読めました。


描かれている内容の精神的に訴えるものに反して、
ものすごく静かに、奇をてらう事なく淡々と紡がれていく物語。
子供達それぞれの個性が光り、その葛藤・仲違いからお互いに
歩み寄っていく様などは成長の過程で誰しもが辿る心の揺れだったり
するでしょう。


彼らの背景をわざと忘れたふうに思って読んでいたようにも思う。
でも、彼らを示す言葉はとても少ないけど出てくる。
その単語をこれ程に辛い気持ちで目にした事があっただろうか。

私の求めているタイプの感動、は無かったです。
でも、読んで良かったと心から思える。
心に残る物語だった。

 

リレキショ/中村航

2008.06.19

2002年






初読みの作家さん。
面白い出だしだった。
過去をもたない男の子。
いや、実年齢さえ分からないのだから男の子なんて
決め付けちゃ駄目かもしれないけど。
そして、そんな謎な男の子を拾って弟にする女性。


この状況なら重い話になりそうな所を、謎は謎のままで
突き通してしまっているのがビックリ。
姉の良に対する揺ぎ無い態度を、何だかまぶしく感じてしまった。

誰も自分を知らない所で、やり直したい。
現状から、束縛から逃げたい。
そんな夢物語を本気で実行できないものか…、と
考えちゃうような私には良い温度感の本だった。

おつかいを頼まれて選んだ高すぎる灰皿(その場しのぎの安物でもいいだろうに)
灰皿のお礼に譲り受けたママチャリを蘇生させていく姿に感じる愛情、
良くんにどんな過去があるかは知らないけど、
半沢良となった彼には消してしまわねばならないような未来が
くるとは思えない。
でも彼の過去も分からなければ、どんな未来が待っているかも
分からないんだよね。どうなるのかな。想像(創造)したいような
したくないような。


妄想いっぱいのウルシバラさんに、楽しい歌を作っちゃう山崎さん。
優しい気持ちの登場人物が多いのも心地良かった。
都会の片隅の夜の静けさを想像しちゃったりしてなかなか素敵な物語だった。

 

青空のむこう/アレックス・シアラー

2008.06.18

2002年









装丁でビビッときて読んでみた「ラベルのない缶詰をめぐる冒険」の
アレックス・シアラーさんの作品を再び。
今回は読書系ブログを渡り歩いていて気になったもの。
上野樹里さんの愛読書らしいと言うミーハー精神まるだしと
金原ひとみさんのお父様が訳しておられると言う事、
あとはなにより装丁が気にいってチョイス。

内容を知らずに読んでみた森絵都さんの「カラフル」と
そう離れていない状況で繰り広げられるお話で、
しかもどちらも中学生向けのお話で、ちょっと面白い
偶然だなーなんて思ったり。
敏感な時期の読者に向けて死というものを、明るい色味と優しさと
素直さで包んで、読後フッと生きてる事のありがたさや
自分と関わってくれている人への感謝の気持ちが灯る。

すごい評価も多く見られたけど、その点では私はまたズレていて
“あ、やっぱり多感な少年少女が読むにピッタリなお話だな”
などと思ってしまった。
でも、主人公の男の子の本当いい感じの子供っぽさや
絵に浮かんできそうなあの世の風景、躍動感や色、
装丁の澄んだ高い青空の右上にいる男の子の絵は
まさに読んでいて私の頭に一瞬流れた映像だった。

 

星へ落ちる/金原ひとみ

2008.06.15

2007年






金原ひとみを読むのは3冊目。
最初に読んだ本が「アッシュベイビー」だったのもあって
読む前はすごく引っぱられそうで怖い。


タイトルと装丁がとても印象的な「星へ落ちる」
随分と考えて?作られていると思った。
彼を中心にして私と僕、そして一つ輪をずらして俺がいる、そんな物語。
でも彼は決して主ではなく、逆に曖昧でさえある。
登場人物に名前はなく、彼の向こう側に見え隠れする
私や僕の姿なんかが面白かった。
この私ってのは、金原ひとみ本人っぽいよなと今回も思いながら
読んだ。

人への依存、我を失っているようなその姿は自分の体験からも
分かる範囲ではあるけれど、やはり痛々しい。
若いからなせる行動だろうか。
普通でなどいたくない、自分からそうやって生きる道を
選んでいる。頭を常に好きな人の事でいっぱいにし
全ては相手を中心にまわる世界。
エログロは今作ではあまり感じなく、どっちかと言うと
不気味なほどの静けさを感じた。

冒頭シーンに表題の“星へ落ちる”の描写がある。
素敵なシーンだと思う。
ナルシストでロマンチックな感じを本当に少しだけ
彼女の作品からは感じてしまう。

 

ミッドナイトイーグル

2008.06.14


お、面白かったorz

先日見た「どろろ」に引き続き評価すこぶる悪いようですが。
どろろは、やっぱ原作ファンからの厳しい評価があったとは
思うんだけど(そう思いたい)、
「ミッドナイトイーグル」は単純にいただけない映像、
ハリウッドを意識しちゃったようなストーリー展開が
アダとなったような…。

実際こうゆう状況なら違うんじゃない?みたいなのも多かったし
せっかくの雪山シーンからは厳しさが余り伝わってこなかったかも。

それでも…、私は大泣きしましたよ。展開も気になった。
本当、劇場で見てたら最悪だったなと思った位に泣けました。 
泣ける映画=良い映画だなんてこれっぽっちも思ってないけど。

確かに、へなちょこなアルマゲドン?とか思えるし
各所各所で泣かせようとしてるのは分かるんだけど
そのあざとさもセリフも私にはOKだったと言う事で。
似たような邦画で「日本沈没」「ローレライ」が浮かぶけど
ずーっとこっちのほうが良かったです。

南朋さん好きなので、これも南朋さん目当てだったんだけど、
びっくりする位に登場しません。
でも他の役には合わないもんな。
最初は、は?と思ってた吉田栄作がいい役で驚きました。

原作もあって、高嶋哲夫さんと言う方の小説のよう。
これ小説のほうも面白そう。
雪山と地上でのそれぞれのお話で話が進んでいるのでは?とか
想像しちゃいました。

原作知らずに見るのもやっぱいいなー。
最近、評価悪すぎな映画で感動しちゃっててちょい凹むけど
まー、楽しんで見れたのだから良しとしましょう。
エンドロールでの撮影協力の凄さにはビビリました。
カテゴリ: [映画]邦画

 

この本が、世界に存在することに/角田光代

2008.06.12

2005年






本にまつわる9つの短編とエッセイからなっていました。

「この本が、世界に存在することに」と言うタイトルです。
どれだけの本に対する愛情のこもった本なのだろう…、と
ドキドキしながら読み始めた…のだが?

一つ目を読んで、二つ目を読んで…、あれ?あれれ?
面白い。
本に対する愛情あんまり感じてない人達ばかり出てくる。
でもそこが面白かった。
本を主体にかかれているのではなく、人生の過程で
ある本と不思議な関わり方をして、それが後々とても
大きな意味をなしてくるような、そんな物語。

勿論、全部が全部そうゆう話ではないのだけど
どの作品も趣きが違い、でも確かにいつかの主人公を
温かく、少し痛く想いおこさせる本という物の存在が
あった。

そして最後に収められている角田さんのエッセイがまた
とっても良かったです。
本との交際。蜜月かー。すごい素敵。
良い感想をえられなかった本に対するその時の自分との
向き合い方など、ちょっと頭に残しておこう…などと
思った。

本そのものへの愛情、そして時々フッと想い出されてしまう
いろいろな時の昔の私と時間を共にした本達。
とっても素敵な読書の時間を過ごせた。

 

カラフル/森絵都

2008.06.11

1998年






森絵都さん、たぶん初読み作家さんです。
以前は児童向け、若者向けの作品を書いてる方と
いう認識だったのだけど、最近は直木賞受賞作など読んでみたいなと
思う作品が幾つかあります。

なので、森絵都さんといえばカラフル!くらいの勢いで
よくお目にするこの作品を借りてみました。
児童コーナーに置いてあったし、読んでみた感想も
中学生向けかなー?

そういえば私は中学生になって少しづつ一般書架にも足を踏み入れる
ようになったっけな、なんて思い出したり。
逆に今は児童コーナーに入っていくの少し勇気入ります><

「カラフル」は、残念ながら普通、な作品でした。本当残念。
私なら高校生の頃に出会っていたかったような作品でした。
(実際には高校生の頃にはまだ刊行されていないのだけど)
一番どん詰まりの時期だったと思うから。
大人になれば現実的な事で悩みもするけど、適当に逃げ場を
作っていける。
それが、若い時って全部自分の中で消化しなくちゃいけなくて
外に発散できなくて…って感じだったような。
この作品に書かれているそうゆう時の対処の仕方みたいなの、
物事の考え方の転換はホームステイという言葉では
なかったけど、いつの間にか生きているうちに身について
いくような気がする。
聞いててアホらしい説教は右から左へ受け流すー、とか
今のこの体は単なる入れ物、とか。
まー、一瞬ね。そんなんばっかだと上の空な人間に
思われちゃう。

絶対にありえない設定のお話なんだけど、
この抽選にあたったら、自分の周りの人のありがたさを
すまない程に感じてしまうのだろうな。
生きてく力を少し分けてもらえるような、そんな物語でした。

 

パンズラビリンス

2008.06.09


だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した(日本公式サイトへ)

これは大人が見る作品でしょう。
子供にはちょっと残酷すぎるのでは?と思える内容でした。
 
キャッチコピーの“だから”少女は~って文章が主役の
少女の気持ちを見事に言い当てていて悲しい。

内戦のしこりが後をひく過酷な現実で、冷酷な独裁者を
新しい父にしなくてはならなくなった少女のお話です。
しかし、想像していたよりもこの主役の女の子、幼い年齢には
見えません。
もう、おとぎばなしと現実の違いは分かってもいいような
年齢に見えるのだけど、彼女は辛い現実を受け入れるより
かたくなに、夢の世界・平和で優しいパパとママがいる
世界を望み続けます。

パンズラビリンスとは直訳すると“牧神の迷宮”でいいのかな。
パンやその他出てくる怪物の造形もまた美しいのとグロイのの
紙一重で(いや、グロいんだけど全体のトーンがダークな美しさに
あふれている感じ。美術関連受賞多数)
バッドエンドなラストなのに彼女の平和な微笑みにはとても複雑な
気持ちになってしまった。
良い作品だった。
カテゴリ: [映画]海外

 

どろろ

2008.06.08


原作、手塚治虫の漫画だったとは。
瑛太が出てるとの事で、先日メントレGを見ていて初めて知りました。
その後、偶然に「どろろ」を見た友人の話を聞けて
原田芳雄さんとかも出てると聞いて急激に見たくなってしまったのです。

いやー、見て良かったー!私はこれ、面白かったです。とっても。
でもでも、アマゾンのレビューではかなり評価厳しい。
原作を知らないから楽しめたのか、それとも単に私が
やっぱり見る目が無さ過ぎなのか><


映画は2時間20分近くとちょっと長くて、幾つか削れる部分あるのでは?
とも思うんだけど、百鬼丸が声帯・耳・目を取り戻すごとに、いつもその機能を
一番に使うのがどろろに対してであるってのは大事だとは思った。

ウルトラマンばりの特撮でかなり笑える反面、
ザラっとした薄暗い雰囲気をまとった映像はなかなか味があった。

近いうちに絶対原作読むわ。
カテゴリ: [映画]邦画

 

20世紀少年と21世紀少年/浦沢直樹

2008.06.07


初めて読んでみました、浦沢直樹さん。
漫画は滅多に読まないので浦澤直樹さんって方が
どれだけすごい人なのか、とか全然分かっておりません。
最近になってやっと絵とお名前が一致した感じかな。

以前、ネットのお友達にすごいイイよー!って薦められていたもの。
実は私の大好きなドラマ「すいか」で教授(浅丘ルリ子さん)が
20世紀少年読んでるシーンがあるんだよね。何話だったかな。
木皿さん達は浦澤直樹さんの漫画がお好きなのかしら?

さてさて、3部作で映画化も決まってるこの作品、
漫画ファンは楽しみなのかな…?
思い入れのある作品の映像化って何か怖い部分大きいような…。
私は、漫画読む前も読んでからも映画のほうには
どうも興味が沸きません。
キャストはすんごい魅力的だけど、(小日向さん、香川さん、石橋蓮司、LOVE蔵之助、
ARATAのキャストは漫画のキャラから考えてもいいな、と思った)
あまりにも良い役者勢ぞろいな映画って結構見ててしらけるパターンが
多くって。
もうちょっと情報が出てきたら楽しみになるかも、だけど。

漫画のほうは全22巻+上下巻。長かった。
これずっと連載で何年もやってたのね。その事実のほうがすごいわ。
私的には結構ホラーでした。
小学生の時の懐かしい想い出や秘密の遊びなんかは勿論いい味出してたけど
それよりも音楽の力がこんなに使われてるとは思ってなかったから
そっちのほうで感動した。
カテゴリ: [日記]日記

 

赤×ピンク/桜庭一樹

2008.06.05

2003年








新装されたライトノベル時代の作品のよう。
イイなー、と思う装丁は大体いつもこの人?会社?だ。
でも、最初の高橋しんさんのイラストのほうも良いと思う。
設定が風変わりで、最初しばらくは
なかなか物語が頭に入ってこなかったから。

3人の少女…、とはもう言えない、でも大人でもない。
簡単に壊れちゃいそうだったり、他人に本当の自分を
見せるのが怖くて壁を作ってたり。
今期、唯一見てるドラマの某女優さんの役が
何度か頭をよぎったかな。

一つ前の女の子の話がダブって語られていく感じの連作。
それぞれの女の子達の心のうちは、分かる分かるって感情移入
できるものではないのだけれど、でも部分部分では
すごく分かってしまうものがあって、どのお話も
良かった。

そう言えば、小さい頃、ピンクのシャツに赤いスカートなんて
着ていると、母にその色の組み合わせはおかしいって
言われたなー、なんて事を思い出した。

 

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