ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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インストール/綿矢りさ

2008.03.15

2001年
第38回文藝賞受賞





まだ読書から遠ざかっていた頃に映画「インストール」を見ている
ラストのほうで、とても好きなセリフがあってノートにメモした。
それと同じ文章はなかったけど、“あ、この部分だな”と思える
箇所はあった。
120頁、時間を計ったりしてないから分からないけど、
苦もなくアッと言う間に読めた。
まー、映画見ていてストーリーを知っているせいもあるか。
いやいや、良かった。私は好きだなー、これ。
芥川賞受賞作より好きだ。
と、言うか、実は、逃避で読み出しちゃったんだよね、これ。
今、久しぶりに薄くない本読んでいて(「カシオペアの丘で」)
別に面白くない訳じゃないし、一気読みさえ出来ちゃうような
ストーリーなんだけど、何か疲れちゃって><

綿矢りさ自身も受験勉強からの逃避でこの作品書いたような
事wikiに載ってるし、主人公も逃避しているし、
私も逃避したいし、で何か本当スルスル入っちゃった感じ。

特に、何か読後感が残る訳でもないんだけど、主人公や男の子が
小さい体で自分の将来を考えたり、家族の事を考えたりしている様子が
可愛いらしいと言うか、いじらしいと言うか。爽やかな気分になれた。

また映画見直したくなってしまった…。
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夢を与える/綿谷りさ

2007.12.21



綿矢さんの本はこれが2冊目。
「蹴りたい背中」と比べると随分と読ませる作家さんという感じになってる事に驚いた。
違った見方をすると個性が見えなくなったと言えるかも、とか思った。
それでもこれだけの長編が書けるんだなー、と感心もしてみたり。

チャイルドモデルから芸能界で人気者になり、その後転落…なストーリー。
一人の生真面目な女の子のその恐ろしく起伏にとんだ人生
芸能界と言う特異な場所で生きているからこそのお話だろうけど、それでも
一女性として彼女の落ちていく様は読んでいて負の気持ちでいっぱいになり
結局、いつでも性が絡んでくるよな、と疲れた気持ちになった。(性じゃなければ心の病か)

不思議と心に残る表題とは裏腹に、展開は希望的なものなど一つもなく
しかしもうこれ以上いいよ、と思っている私の心を読んだかのようにプツリと終わった。
「蹴りたい背中」より好きな作品となった。
どんな夜だって越せる、生きてさえいりゃいいんだから。
しかし明けない夜はなくても、越せない夜はあるのではないだろうか。(258P)

 

蹴りたい背中/綿矢りさ

2007.09.09



第130回芥川賞。
以前に映画で「インストール」を見ていた事もあって
いつかは読みたかった作品。
140頁ほどだったのでサラっと読めた。そして内容も私には
響かなかった。
名だたる賞を取っているから、とか世間の評価が高いから、で
選んでみても自分には合わないものは幾つもあるけど
やっぱり寂しい。
でも、この作品に限っては別に自分には好きな作品に思えなかったのは
どうでもいいや。と思えるほど本当に全くダメだった。
映画にしても本にしても何にしても、人それぞれの感性があって
感動があって当たり前だと思うので、この作品を好きな方の感動を
不思議に思ってる、とかではないのです。

それでも「夢を与える」のほうのレビューで綿矢りさ読んでおこう、と
思った節もあるので もう少しチェック。

 

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