ぐるぐるする夜に

酔いどれ女の見たり読んだり浸かったり。

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赤い長靴/江國 香織

2007.05.28



読み終わるまでずっと、何処で何かが起きるはずだ!と思いながら
読んでいたような気がする。
子供のいない夫婦のお話。
江國さんは、どこか一般的には普通と思われる考えから飛び出たような
女性を描く事が多い気がするので、今回はこう来たか…と思って読む。
私は、あ~分かる…かな?分かるけど、実際はいるかな?どうだろうね
って感じの女性像だった。
すごくすごく狭い範囲に生きていて、敵と味方しか無いっていう突き抜けた人との接点の受け止め方は私は分かる気がするのです。
そういう生き方しか出来ない人を知ってるし、自分自身もそういう生き方を出来る人って好きです。

ん~。しかし、結局は“何か”は起きる事なくストーリーは終わって
しまいました。
私は、ちょうど半分辺りまで読んだ所で、“あぁ~、結婚するきっかけの事件が、彼女を少し心身的におかしくさせてしまう事があったのね”
と、思って読んだのですが…特に何もなかった。
本書タイトルの「赤い長靴」のくだり、友人の子どもが貼り残した
トイレのシールで思った事は? 何か、伏線があったように思ったのに
結局は何もなく終わった。

気味の悪い本でした。その感想を持ってして、悪くはなかった、と思います。
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六月のさくら」を見に行こう、見に行こう、と思いつつ
結局、満開にならずで散ってしまったらしい。
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泳ぐのに、安全でも適切でもありません/江国香織

2006.10.11



200頁程ですが短編が10編入っているので
少しサラッとしている感もあります。が、そこは読者に
読者の恋愛に重ねたりして読める余韻がありました。
大人な本です。
私は深い深い恋愛は一度しかした事がないし
今も恋とか愛とか欲とかと離れた生活をしているので
またいつかすごい恋愛におちいった時にでも読んだら
また違う感動が持てるだろうな~、と思って読み終えました。

あとがきも良かったです。
江国さんの書く狂気のような恋とその後に広がるシンとしたような
時間。いいです。

 

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